- マルチメディアデータのための感性工学
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印象に基づいて画像・音楽・動画といったマルチメディアデータの検索、提示、ならびに、分析を行う研究です。
- 印象に基づく異種メディアデータ検索
- 図1 異種メディアの関係付け
- 感動を喚起する音・音楽と映像の同期
- 気分や個性を考慮した感性マルチメディアデータ検索
印象に基づく画像・音楽・動画といったマルチメディアデータの検索に関する研究です。特に、異種のメディアデータに関係するテーマをメインに研究を行っています。
メディア種別ごとの感性空間を使用しています。感性空間での座標がメディアデータの印象を表します。感性空間は互いに容易に対応付けできますので、異種のメディアデータを印象に基づいて相互に検索することができます。例えば、画像に印象が類似した音を検索したり、音に印象が類似した画像を検索することが可能です(図1)。
また、この「感性空間」上の座標を画像や音の特徴量から推定することで、様々な画像や音を検索可能にします。
音・音楽と映像の同期させた提示を可能にします。同期させることにより、構造的調和感を向上させることができ、これにより感動を喚起することが可能となります。
気分や個性に応じて感性検索の動作を変化させることを可能とします。気分や個人に応じて検索結果が変化します。